テスラのリースでEV補助金127万円を受け取る条件|契約4年未満は対象外【2026年】
テスラをリースで契約する場合、国のCEV補助金(クリーンエネルギー自動車導入促進補助金)を受け取ることができます。Model 3・Model Y は2026年7月時点で127万円と、金額としては車両価格の2〜3割に相当する規模です。
ただし、リース契約には「購入の場合には存在しない条件」が1つあります。これを知らずに契約期間を決めてしまうと、127万円が丸ごと対象外になります。
この記事では、次世代自動車振興センター(NeV)が公表している要件をもとに、テスラのリースで補助金を受け取るための条件・申請者・スケジュール・対象外になるケースを整理します。
この記事のポイント
- テスラの補助金は127万円・リースでも受け取れる
- 条件は「4年以上のリース契約」(短期契約は0円)
- 申請の流れと2026年内登録が有利な理由
こんな悩みはありませんか?
- リースだと補助金がもらえないと思っている
- 契約期間の条件を知らずに損しないか不安
- 申請を誰がやるのか(自分か会社か)知りたい
→ この記事で順番に解決します。
テスラのリースでもCEV補助金は受け取れる

まず前提として、CEV補助金はリース契約でも対象になります。「購入しないと補助金は出ない」というのは誤解です。
テスラは日本国内で個人向けの公式リースを提供していないため、テスラをリースで乗る場合はカーリース会社を経由します。2026年7月時点で、テスラを取り扱っているカーリースはオリコで乗ーる(旧SOMPOで乗ーる)が中心で、対象は Model 3・Model Y・Model Y L の3車種です。
なお中古車と事業用車両はCEV補助金の対象外です。リースであっても、新車登録であることが前提になります。
【最重要】リース期間が「処分制限期間」以上でないと対象外
リース契約で補助金を受ける場合の最大の注意点がここです。次世代自動車振興センターは、リース車両の補助要件を次のように明記しています。
リースの場合は、リース車両の使用者が申請者となり、補助金はリース車両の使用者に交付される。その場合、リース期間は処分制限期間以上であること。
(出典:一般社団法人次世代自動車振興センター「令和7年度補正 CEV補助金 リース車両申請におけるリース期間の留意点について」2026年4月9日/交付規定 別表3 ⑥)
つまりリース期間が処分制限期間(保有義務期間)より短いと、補助金は交付されません。乗用タイプのEVでは処分制限期間が4年に設定されているケースが一般的ですが、期間は車種ごとに定められています。必ずNeV公式の補助対象車両一覧で、ご自身が契約する車種の処分制限期間を確認してください。
オリコで乗ーるは1年から契約できるため要注意
オリコで乗ーるは契約期間を1年から9年の範囲でカスタマイズできる点が特徴です。柔軟さはメリットですが、補助金を狙う場合はこれが落とし穴になります。
短い契約期間を選ぶと月額は上がりますが総支払額は抑えられます。そのため「3年で組もう」と考える方は少なくありません。しかし処分制限期間が4年の車種で3年契約を結ぶと、127万円は受け取れません。
月額を数千円下げる工夫よりも、契約期間の設定のほうが金額のインパクトは桁違いに大きい、ということになります。補助金を活かすなら、見積もりの段階から契約期間を処分制限期間以上で組んでください。
テスラの補助額はいくら?(2026年7月時点)
| 車種 | CEV補助額 |
|---|---|
| Model 3 | 127万円 |
| Model Y | 127万円 |
| Model Y L | 127万円 |
| Model S / Model X | 101.6万円 |
2025年12月16日以降に新車登録された車両が対象で、EVの補助上限は最大130万円に引き上げられました。それ以前は87万円だったため、およそ40万円の増額です。
ただし補助額は年度・登録時期・車種で変わります。NeVの補助対象車両一覧は「令和7年12月16日〜12月31日の登録分」「令和8年1月1日〜3月31日の登録分」「令和8年4月1日以降の登録分」で3つに分かれており、登録タイミングによって金額が異なる場合があります。申込前に必ず最新版をご確認ください。
なお Model S・Model X はオリコで乗ーるの取扱車種に含まれていないため、リースでの選択肢としては Model 3・Model Y・Model Y L の3車種になります。
申請するのは「使用者」=契約者本人
2024年4月1日以降に新規登録されたリース車両は、補助金の申請者が「車両の使用者」に変更されました。使用者とは、リース契約者ご本人のことです。
以前はリース会社が申請者となり、受け取った補助金分をリース料に反映して還元する形が一般的でした。現在は契約者本人が申請し、補助金を直接受け取る仕組みです。
この変更により、次の2点が実務上のポイントになります。
- 申請手続きはリース会社任せにできない。書類の準備と提出は自分で行う
- 補助金は月額から値引きされるのではなく、申請後に自分の口座へ交付される
月々の支払いは補助金がない状態の金額で始まります。家計の見通しを立てるときは、「月額は補助金なしの金額」「補助金は後から入金される一時金」と分けて考えてください。
申請の流れとスケジュール
CEV補助金の申請は、車両の登録(ナンバー取得)後に行います。購入前・契約前に申請するものではありません。
- リースの仮審査・商談で車種と契約期間を決める(処分制限期間以上にする)
- 本契約・車両登録(初度登録)
- 車検証などの必要書類が揃ったら、NeVへ交付申請
- 審査を経て交付決定、指定口座へ入金
申請期限は原則「登録後1ヶ月以内」
交付申請は、初度登録日から原則1ヶ月以内に行う必要があります。期限を過ぎると受け付けられません。
また補助金には予算枠があり、申請額が予算に達すると受付が終了します。年度後半になるほど枠が埋まるリスクが高くなるため、納車時期が読める段階で書類の準備を始めておくのが安全です。
納車されたその日から必要書類の確認を始め、車検証が届いたらすぐ申請する。この段取りができていれば取り逃しはほぼ防げます。
補助金が受けられないケース
次のいずれかに当てはまる場合、CEV補助金は交付されません。契約前の確認事項として押さえておいてください。
| ケース | 理由 |
|---|---|
| リース期間が処分制限期間より短い | 補助要件を満たさない |
| 中古車のリース | 中古車は対象外 |
| 事業用(緑ナンバー)車両 | 事業用車両は対象外 |
| 申請期限(登録後原則1ヶ月)を過ぎた | 受付期間外 |
| 予算枠が上限に達した後の申請 | 受付終了 |
| 補助対象車両一覧に載っていない車種・型式 | 対象外 |
とくに1番目は自分の選択次第で防げるものです。契約期間の設定だけで127万円が消えるので、見積もりの時点で必ず確認してください。
自治体の補助金は別枠で使える場合がある
国のCEV補助金とは別に、都道府県や市区町村が独自のEV補助金を用意している場合があります。国の補助金と併用できるケースも多く、東京都など上乗せ額が大きい自治体もあります。
自治体の制度で注意したいのは、申請者が誰になるかです。自治体の補助金は「所有者(リース会社)が申請するもの」として設計されている場合があります。この場合はリース会社側で手続きに対応できることがあるため、商談時に「自治体の補助金申請に対応してもらえるか」を確認しておくと確実です。
お住まいの自治体の制度はNeVの地方自治体支援制度一覧から調べられます。
補助金を前提にリースを組むときのチェックリスト
- 契約する車種の処分制限期間を補助対象車両一覧で確認したか
- リース期間を処分制限期間以上に設定したか
- 新車であることを確認したか(中古は対象外)
- 個人利用(白ナンバー)であることを確認したか
- 登録後1ヶ月以内に申請できる段取りになっているか
- 補助金は月額値引きではなく後から入金される前提で家計を組んでいるか
- 自治体の補助金の有無と、申請者がどちらになるかを確認したか
よくある質問
リースでも本当に補助金がもらえますか?
もらえます。ただしリース期間が処分制限期間以上であることが条件で、申請者は使用者(契約者本人)です。
3年契約でも補助金は受けられますか?
処分制限期間が4年に設定されている車種であれば、3年契約は対象外です。契約前に車種ごとの処分制限期間を必ず確認してください。
補助金の分だけ月額が安くなりますか?
いいえ。現在の制度では申請者が契約者本人となり、補助金は本人の口座に交付されます。月額から自動的に差し引かれる形ではありません。
途中解約したらどうなりますか?
処分制限期間内に車両を手放すと、補助金の返還を求められる場合があります。中途解約オプションを付ける場合も、この点はあわせて確認しておいてください。
Model X はリースで補助金を受けられますか?
Model X はオリコで乗ーるの取扱車種に含まれていないため、現時点でリースという選択肢がほぼありません。購入であれば補助対象です。
補助金の大きさはテスラ公式も強調しています(東京都の場合の例)。
合計197万円の補助金対象。現在、世界で最も安くテスラを購入できるのは東京都民の皆さまです。 pic.twitter.com/Lcc494sm0i
— Tesla Japan (@teslajapan) June 25, 2026
補助金127万円を活かしてテスラに乗るなら
4年以上のリース契約が補助金の条件。 仮審査は無料・オンラインで完結し、申込=契約ではありません。車種・プランはオンライン商談で変更できます。
※テスラを含む輸入車・国産車の新車リースに対応。通るかどうか確かめるだけでもOKです。
まとめ
テスラをリースで乗る場合も、CEV補助金は受け取れます。Model 3・Model Y・Model Y L は2026年7月時点で127万円です。
ただし条件が1つあります。リース期間が処分制限期間以上であること。オリコで乗ーるは1年から契約できるため、短く組むと127万円が対象外になります。ここだけは契約前に必ず押さえてください。
実際の月額料金や審査で見られる項目、申込から納車までの流れはテスラのカーリース・サブスク|個人の月額料金・審査・EV補助金の条件で解説しています。あわせてご確認ください。
※本記事は2026年7月時点の公開情報をもとに作成しています。補助額・要件・申請期限は変更される場合があるため、最終的な判断は次世代自動車振興センターの公式サイトでご確認ください。

